ご報告


 お久しぶりです。グランプリボスです。

 約1か月前の10月9日付けで、高校教員をやめました。理由についてこれから記していこうと思います。

理由は勤務環境不良

 教員はブラックというのはもちろん知っていましたし、それを覚悟の上で教員の世界に入りました。しかし、長時間労働、過剰な業務量というブラックなところと引き換えに、子どもたちと接する楽しさ、学校がチームとなって子どもたちを育てるやりがいが、教員を支えているのです。しかし、今回きっかけとなったのが、担任団の不和、コミュニケーション崩壊です。内容を大まかにいうと、学年行事の主担のベテランの担任が同じく主担の若い担任に対し、パワハラをしており、それをそのベテランの担任以外の残りの担任たち全員で尻拭いしていたということがあったのです。もともとは若い担任の先生が主担として担任団が発足したのですが、校内事情により担任が交代しそのベテランの先生が担任団に入ってきました。まず最初はその行事の担当に入るというだけだったのですが、行事の担当業者選定の場で徐々に主担の座を狙うかのような行動をし、ついにそのベテランの先生が主担の座を若い担任から取りました。主担ということならばいわばそのプロジェクトのリーダーですから、他のメンバーを自らがグッと引っ張っていくというのが、僕的にはそれがリーダーというものだと思っていたのですが、そのベテランの先生は行事の計画や業者との交渉といった自分のやりたい仕事だけをやり、資料の印刷などのやりたくない仕事はその若い先生にすべて押し付けていました。さすがにそれを一人にやらせるのはかわいそうということで僕を含めた他の担任の先生たちが協力して夜8時くらいまで印刷室で印刷しました。さらに、若い先生が「こここうしたほうがいいのではないんでしょうか?」と聞くと、ベテランの先生は「いやこれでやる」と意固地を張っていました。それもほかの担任の先生が「こうしたほうがいいのではないか」ということでもそのように。完全に自分の考えたことはとことん押し進め、他人に指摘され自分の考えと違うことは断固拒否ということがありました。

 そして、もう一つあるのがそれを学年主任や管理職が何もケアしてくれなかったことです。学年主任は30代の先生でありベテランの先生には言うことができないのです。年功序列の教員の世界あるあるですね。僕たちに対しては言葉でしかフォローしてくれませんでした。まあ、それくらいしかできませんからね。ただ、管理職に対してはかなり怒りを覚えています。ただただ、校長室、職員室の自分の机に座っているだけ。こちらが管理職に言っても「わかった、なんとかする」と言ったきりで何もしない。それがその学校の教員を束ねている管理職のあるべき姿なのでしょうか。そんな姿に僕は疲弊し、退職を決意しました。子どもに対してしんどいと思ったことはありません。そう思っていたら教員として失格です。しかし、大人に対してしんどいと思うと疲弊します。特に、僕の持っていた学年はやんちゃな子どもたちが多かったですから、子どもたちへの対応で疲れた中で大人だけの空間でもしんどいと、心は悲鳴を上げました。そんな悪い空気に耐え切れず退職しました。

 今までかかわってきた子どもたちと会えないというのはとても辛いです。しかし、自分の体が持たなければ意味がありません。もしこれから教員を目指すという方がいらっしゃるのであれば、これだけは伝えておきたいです。大人だけの空間がしんどいならばそれはあなたが子どもに対して教育をすることができなくなる状況を生み出す環境であること。そんな環境にいてはあなたの体は持ちません。

退職して1か月でやっていること

 実は今日まで1週間運転免許の合宿免許に行っていたのですが、諸般の事情で帰宅してきました。その理由についてはまた別の機会にお話ししようと思います。これからですが、教員時代は学年会計をしていて、そのときその会計の仕事が面白いと感じたので、簿記の資格を取ろうかなと考えています。そして経理とかに転職できればなと思っています。寒くなってきて冬が近づいていますね。皆様もお身体にはお気をつけてお過ごしください。では、また。

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Comments

“ご報告” への1件のコメント

  1. Ktのアバター
    Kt

    助けてください
    数2なんも分かりません

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